【かつら修理事例005】ネット・人工皮膚・接着台補修
今回のかつら修理依頼は仙台市内の個人かつら販売店にて昨年購入したものだそうです
仙台市在住の73歳男性、長年大手メーカー使用してましたが、
通うのが面倒で近所で購入したそうですが・・・
と苦笑いしておられました。
かつら修理必要可所
- フロントのネットのほつれ
- ネット破れ
- 分け目人工皮膚劣化
- テープ接着台の劣化
- ネットのほつれによる脱毛(白・黒)
今回、特に気をつけたところは、お客様がおっしゃっていた、「やすかろう、悪かろう」が頭に残っていた為なんとかしてあげたくて・・・
かつらフロント部のネット交換し、ネットの破れを修理し分髪部の人工皮膚張替え。
テープを貼るところの接着台すべて交換し白髪の部分指示に対応した植毛と全体に黒毛の増毛、フロント先端部に飾り植え植毛を施し先端から、かつらっぽさを完全に消しました。
この商品は作りは弱いですが、他人から見られた時に解らないように作られている商品でした。
作製者の考えがよく伝わる良い商品でした。私も直しがいがありました。
写真はないですが白髪の植え方が部分により毛量がランダムに植えられているため、かなり自然です。
これからも、自然で長持ちする商品改良技術を勉強しお客様に喜ばれる「修理屋」を目指します